8月12日また親友が亡くなった。寂しい！！

皆様お盆休みはいかがお過ごしですか？

わたしは毎年、お墓参り、初盆参りなどいろいろと忙しく過ごしますが
今年は悲しいお盆でした。
大腸癌闘病中の親友が亡くなったのです。

7年半の闘病生活でしたが、やはり癌には勝てませんでした。
彼は癌を笑い飛ばして、抗がん剤を打ちながら仕事もしてたしつい最近まで
元気にしてましたが，先月入院しそのまま帰らぬ人となってしまいました。
入院を知ったのが遅く、お盆あけに見舞いに行こうと思ってました。
癌の見舞いって難しいんですよね、ご家族の事を考えると行って良いものか、
悪いものか、判断が難しい。

病院がホスピスと聞いてますます遠慮がちになるんですよね。
でも最後だったら会いたいと思いご家族に聞いてみると、
最初、躊躇されてましたが，どうせ見舞いに来てもらえるなら
意識の有る今が良いと言う事で、行くつもりでした。

ここで私の判断が狂ってました。
意識が有るうちにと言う事は、今日明日はまだ大丈夫だと判断したんですね。
それでお盆あけと・・・・・・残念でなりません。

私が前立腺癌になる1年くらい前に、先進医療保険に入っとけと
ひつこく奨めたのが彼でした。
自分の経験上絶対に必要だからといって、本当にひつこかったです。
それで私も入った訳で、おかげで保険がきかない高額な重粒子線治療を受ける事が出来ました。

7年半、毎月2泊3日の入院治療で、いろんな抗がん剤を試してたみたいです。
一時は副作用で脚が動かなくなったと、車いす生活をしてましたが。
抗がん剤を替えたらすぐに動けるようになって、また元気に復活し
孫と散歩してましたね。

本当に前向きな奴で、葬儀の挨拶で奥様も弱音一つ吐かないで最後まで気丈だったと・・・
でもこの半年は痛みで苦しんで、見てられなかったそうです。
早く楽になってほしいと思った事も多々あったようですね。

覚悟の別れだったとはいえ、癌患者をもつ家族の苦しみも相当なものだったんでしょう、
どこかホッとした所も見えました。奥様の愛情の深さを感じました。

前立腺癌は進行が遅いとはいえ、同じ癌ですから油断は出来ません。
私の場合も、全摘やってないですから、前立腺は存在してる訳です。
いつ再発するか解りません。
大学病院の医者も頼りないので、食生活に気をつけ、適度な運動をし、体調管理を
して行くほか無いです。

治療中の皆様も、完治した皆様も、体調管理をしましょう！！

再発しない事を祈るのみです。

ただ、もう一人の癌友T君、PSA値9前後で、生検癌有り、
それでもなお経過観察療法を続けている猛者もいる訳で、
何とも言い用が有りません。個人差ですかね？
先日そのT君と会いましたが、何の変わりもなく元気で飲みに行く約束しました。

案外心配しない方が良いのかも？？？

ご愛読ありがとうございました。

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